半年使ったMacBookPro16インチのレビュー!良かったこと・悪かったこと

MacBook Pro16インチを購入して半年が経ちました。
シザー式キーボードのMacBook Proが発売されるのを首を長くして待っていました。
キーボードは使いやすくマシンとしても16インチにはとても満足しています。
今回はしばらくMacBook Pro16インチを使ってみて満足していること、悪かったことの紹介と合わせて購入前に考えていた使い方ができるか振り返ってみたいと思います。
購入前でも想定していたけど、実際に使ってみると改めて感じることもありましたのご覧ください。
購入したスペック
購入時にストレージ以外はアップグレードしました。
もともと1TBのストレージがあり動画のような大容量ファイルを多く取り扱う予定がなかったためです。
- プロセッサ:第9世代の2.4GHz 8コアIntel Core i9プロセッサ(Turbo Boost使用時最大5.0GHz)
- メモリ:64GB 2,666MHz DDR4メモリ
- グラフィックス:MD Radeon Pro 5500M(8GB GDDR6メモリ搭載)
16インチの購入のアップグレードで一番期待していたのはメモリの64GBです。
MacBook Pro16インチの満足点
16インチを購入して一番良かったのは先に書いたようにリを64GBにしてメモリが足りないと・・という状況がなくったです。
これまでのMacBook Proでは16GBのメモリを使っていました。
同時に立ち上げるアプリーケーションが多く、ブラウザのタブも大量に開くような使い方をしているのでいつもメモリ不足に悩んでいました。 これまで使っていた13インチはカスタマイズしても16GBが上限でしたが、16インチは上限が64GBです。
中間の32GBという選択肢もあったのですがどうせなら・・ということで64GBを購入しました。
現状ではいつも40GBは平均的に使っているので64GBにしても良かったです。
シザー式キーボードも使いやすく満足
16インチは大きくて重量があるため自宅でクラムシェルモードにして使うことが多いです。
なのでMacBook Proのキーボードをいつも使うわけではありませんが、個人的にこれまでのバタフライタイプのキーボードがずっと好きではありませんでした。
不具合も多かったですし・・。
cBook Proとしては16インチが最初にシザー式キーボードへ変わったのが購入動機の1つありますが、やっぱりタイピングしている感の押し込み具合を感じられて不具合にも悩まされず快適です。 (バタフライキーボードで不具合が発生したこともありました)
MacBook Pro16インチの残念点
16インチを購入して残念と思うことは今の所ありません。
では満足なことしかないのか?と聞かれればそうではないので理由を書いていきます。
大きさと重量はやっぱりネック
16インチは画面が大きくパワーもあるマシンですが、比例してサイズが大きく重量も2kgとかなりの重さです。
13インチとのサイズはこれくらい違います
重量は13インチが1.4kgなので16インチとは約600gも差があり、ノートPCであることを考えると結構な重量差。
大きさと重量は購入前からわかっていたことでそれが16インチの仕様です。
それが不便に感じることはありますがもともとそういうPCという割り切りで自分を納得させています。
購入前に考えていた16インチの使い方はできている?
16インチを購入する前はこんな風に使いたいなあ・・というざっくりとしたイメージがありました。
主に使い方としてはこんな感じを想定していました。
- 自宅で場所を選ばずに単体で使う
- 自宅で腰を据えて外部モニタやキーボードと合わせて使う
- 必要な場合は外出先にも持ち出して使う
自宅での使い方は大体クリアしていますが、外出先に持ち出すというのが実際に運用してみて想像以上に辛いことを実感しました。
大きさと重量は気合でなんとかできる
先にも書いたように大きくて重いのは購入前から分かっていました。 それでも気合で持ち出せばなんとかなるだろう・・。
こんな風に思っていたのですがそれはやはり甘い考えでした。
16インチを持ち出すにはそれなりに大きいかばんが必要になります。
普段使っているラップトップの収納がついているバックパックに16インチは入るのですが、かなりギチギチで背負ってみると13インチとは違うずっしりと重さを感じます。
本当にたまになら頑張る!って持ち出すのですが、週何度かあると16インチを持ち出すのは億劫になります。
カフェなど外出先での使い勝手
外出先ではカフェも利用する場所の1つになります。
これが結構辛い・・。
カフェの机ってオフィスのようにしっかりと作業スペースがあるわけではないし、中には机がかなり小さい場合もあります。 ドリンクや食事と合わせて16インチを置くのはかなり場所を取っちゃうので使いづらいというシチュエーションが生まれます。
盲点になりがちだと思いますが、もしカフェで使うことも想定するのであれば大きさは本当に慎重に考えたほうがいいと思います。
MacBook Pro16インチ購入を考えている人へ
MacBook Pro16インチは度々触れてきたように大きさと重量があるため取り回しはよくありません。
そのことを踏まえても16インチのメリットを実感できるのはスペックが必要な作業をする時です。
画面が大きいというメリットはありつつも自宅で使うことを中心に考えるのであれば、外付けの大画面のモニターにつなぐという選択肢もでてきます。
スペックだけは購入するマシンに依存するので、自分がそんなに「Macで負荷のかかることを行うか?」というのが16インチを購入する1つの基準になります。
MacBook Pro16インチをおすすめする人
16インチの購入をおすすめできる人はこんな人ではないかな?と思います。
- デスクトップを使うくらいの気持ちを持って自宅で使う
- 動画編集やシステム開発などMacで負荷のかかる作業を行う
- メモリが32GB以上必要な使い方をMacで行う
こうして考えると取り回しの効くノートパソコンでありながら、かなり使う人を選ぶのがMacBook Pro16インチです。
まとめ
半年感MacBook Proの16インチを使ってみての感想を紹介しました。
実際に使って良かったこと、悪かったことはありますが万人向けというよりはこれまで書いたようにやはり特定の人にメリットの大きいマシンだと思います。
もしも16インチの購入を迷われている人にとってはMacBook Pro13インチやもしかしたらMacBook Airのほうが向いている可能性があります。
この記事を書いている段階ではまだですが、MacBook Pro13インチは購入予定で考察記事も書いているので合わせて読んでみてください。
16インチは素晴らしいマシンですがこれまで書いたようなメリット・デメリットを十分に理解して検討するのがおすすめです。